2021年から2025年5月の家族保健研究会(parenting Family Health)の実践的な研究調査、活動を紹介します。

1 子どもの健全育成に関する事業

  乳幼児のベビーマッサージ、子育て広場、親子ヨガ、アロマでせっけんつくり、シュタイナーの星つくりサロン、親子音楽会、離乳食講座などを実施してきました。コロナ禍ではオンラインなども利用して実施し、その後は対面にてイベントを開催しています。2025年は生活クラブ様の「生活クラブエッコロこども基金」の助成を受け、東京都内にて親子ヨガ・子育て相談を継続しています。

 

2 子育て支援者への研修事業

  保育士・ベビーシッター向けに子どもの救急処置、感染症対策、食物アレルギーとその対処方法、子どもの虐待予防講座を実施しています。子どもの虐待予防講座ではCCAPを年に1~2回実施しています。

 

3 親支援・親性に関する事業 子育て支援等に関する講演会・セミナーの開催事業

  ノーバディーズパーフェクトプログラム、CCAPを子育て中の親に提供しています。

 

4 保健・医療・福祉の増進に関する事業

  難病児と家族への支援を継続して行っています。2021年より、月1回、オンラインにてMECP2症候群家族会交流会とヨガ、2024年より月1回、ROHHAD症候群家族会交流会とピラティスを実施しています。また、年1回患者交流会、年1回レアスマイル(難病児と家族の交流会)、年1回、RDDキッズイベント、隔年MEXP2患者会キャンプイベント等の開催協力を行っています。また、難病児のケアに関する相談とアドバイス、特に治療方法、在宅医療へのシフト、医療機器、栄養管理、リハビリテーション、社会保障などを行っています。

 

5 家族保健に関する調査研究・提言事業

  教育や実践的研究調査、活動等の情報を提供する機関誌の発行

  難病児と家族に関する調査について、親の支援なきあとの子どもの居場所について、難病児の生活習慣病、稀少遺伝性難病児と家族の生活実態と課題、難病児のきょうだいへの支援について、東日本大震災、能登半島地震後の被災者への支援に関する調査を継続して行っています。また、2022年より、年1回のペースで研究会誌を発行しています。

 

 6 目的を同じくする他の団体との連携事業 

  患者会や支援団体と提携をしています。連携事業として、クリニクラウン協会とMPS

  患者交流会を行っています。